東北
「ワンタン麵」 醤油の濃さではなく醤油の深さを思い知ることになりました。
「朝食あれこれ」 ほとんどヴィパッサナー瞑想のつもりで泊ることになった孤独の山小屋でした。
「もっきり酒」 雪山は遠くから見るときれいですが、近くで見ると死を感じます。
「カレーライス」 いつ風呂に行っても貸し切り状態なので、御老人たちは神隠しにあったのではと思いました。
「朝食あれこれ」 旅館の朝飯の時間が早すぎると思えるうちは自分はまだ若いと思えるのでほっとします。
「福島地ビール ヴァイツェン」 雪ばんばん積もってるのに春が近いって言ってる感覚ほんますごいと思いました。
「さわらの幽庵焼き」 未来が見えないので素敵な思い出で埋め尽くさなければならないのが辛いところです。
「ふきのとうとたらとこごみの天ぷら」 野菜というよりも植物を食べてるような容赦なく生々しい一品です。
「夕食あれこれ」 ボリュームすごすぎて幸せのホワイトアウトになるところでした。
「肉そば」 スープの大海原とチャーシューの大陸は、まるでもうラーメンの惑星です。
「ロイヤルピーナッツソフト」 そんじょそこらのピーナッツとはわけが違う迫真のピーナッツがここにありました。
「ねぎそば」 まるでネギに一本背負いをくらったような衝撃の一杯でした。
「ざくざく」 ご年配方の世界にお邪魔すると自分はまだ若いと勘違いできるのでおすすめです。
「にじますと豆腐のお鍋」 歴史を独り占めしたような贅沢な一日でした。
「つけものあれこれ」 やんぼうもまんぼうも天気予報もあてにならないので、心を鬼にしての旅と相成りました。
「まぜカレー」 男のスパイスカレー、女の欧風カレーって感じがしました。
「まるごと牛タン塩140g Aセット」 集団的自衛権よりも個人的自衛権を育てる人生になってしまいました。
「ずんだソフトクリーム」 反省の色がないので、ついに箱蒸しの刑に処されることになりました。
「ババヘラアイス」 地熱で暖を取るっていう、温泉の魅力を余すところなく味わう世界がここにありました。
「山菜の朝食バイキング」 お湯っていうか、山そのものに浸かっているようなダイナミックさにしびれました。
「じゅんさい」 これがドラゴンの涙と言われても信じて疑わない、とぅるんとぅるんな舌ざわりです。
「ひっつみ汁」 自分の経験をコレクションできる時代になったなと思いました。
「夕食の山菜バイキング」 行きたいところに行くよりも、どこに行っても楽しめるようになるのが大事だなと思いました。
「卍麦雫ピルスナー」 まるでラマダン中に酒を飲むかのような、お寺で作られた掟破りのビールです。
「アランドロンカレー」 親父と仲が良かった頃を思い出す懐かしい味です。
「マグロ丼ミニ」 身体を流したくても真水のお湯がない温泉の恐ろしさも知りました。
「ジャンバラヤ」 いきなり動物に会える事は、いきなり芸能人に会えるぐらい嬉しいものです。
「東北の日本酒三種飲み比べ」 酒を抱くように飲む年齢になったのだなと思いました。
「黒コショウのから揚げ」 歴史は結果よりも原因を考える方が大事だなと思いました。
「刺身あれこれ」 っちゃ美味い。マグロの裸を見てここまで興奮したのは初めてでした。