2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧
「つけ麺」 「残りのスープにごはんとチーズを入れる締めのリゾット」 困った人を助ける人は評価されるが、あらかじめ人を困らせない人は評価されない。 内容より形式を重視したつけ麺だと思う。歓楽街や飲み屋街にあるラーメン屋はちゃんとそういう思想の味…
「担担麺」 リアルが充実してると勘違いしてる人が一番幸せだ。 本当に本当にめっちゃ美味い。ビリー・ジョエルやポール・マッカートニーがパワー・ポップをやった様な担担麺だと思う。
「やきいものジェラート」 飢えの無い世界では、再び戦争が起こる気がしない。 スィートポテト的な解釈になるかと思いきや、やきいもよりもやきいもしているジェラート。
「麻婆豆腐」 「海原雄山が出てきそうな店構え」 呪文も打撃も効かないし、カネも経験値も持ってなさそうな相手には逃げるしかない。 食材よりも、腕と調味料で特徴を作ってる中華料理だと思う。乗馬クラブのそばにあるわりには、料金は庶民的。
もしこの人が科学者になってたら、地球はかなりやばかったと思う。
「ペペロンチーノ」 日本人の価値観を変えるのはクリスマスでもオリンピックでもない。取り付け騒ぎというイベントだ。 水島ヒロというよりは、オダギリジョー的なイケメン感があるイタリアンレストランだと思う。
「きなこと黒みつのジェラート」 電気料金を2倍に引き上げるのが一番エコだ。 日本人よりよっぽどきなこの香りをひき出せてると思う。まさにジェラート界の錬金術士。
モノクローム・チョコレートがライブしますんで よろしければ是非お越し下さい。 シューゲーザー、USインディギターポップ、UKギターロックなど好きな方 ぜひ ・12/23(木祝) 梅田ハードレイン 開場と開演 18:00 取り置き 1800円 当日 2300円 出演:TateFu…
「和牛の刺身」 何も選べなかった時代が充実して、何でも選べる時代はそんなに充実しない。 地球に申し訳ないぐらい美味い。焼肉は焼きすぎてはいけないし、いかにタレというインセンティブに騙されてたのかがわかった。
「ビーフカツ」 ミクシィはそのうち自分の部屋になると思う。 デパートの上で食べた洋食の懐かしさというよりも、出た当初の藤原紀香的なゴージャス感があるオールドウェーブ洋食だと思う。
社畜の社は、会社の社ではなくて、社会の社かも。
「醤油ラーメン」 不況不況と言いながら未だに残っている友人の結婚式でもらった引き出物のバウムクーヘンは、デュシャンの泉よりもよっぽどわかりやすく現代を物語る。 革命を起こす気はないが、それよりも素直さを重視した醤油ラーメンだと思う。
メールは心臓に悪い。 オーソドックスな餃子なのでキャラクターはないが、焼き加減は素晴らしい。老若男女から支持される安定感があると思う。
「玉子焼き」 カネはないがモノはある。 薄味で色気こそないが、余計な事を一切しない洗練された明石焼きだと思う。
この人ほど伝統の破壊と、伝統の保守をギリギリのバランスでする人はいないと思う。
「濃厚つけめん」 何が起きるかわからないという事だけは信じられる。 っちゃ美味い。鶏ガラスープの向こう側へ行ってると思う。はっきりいって次元が違う。
「白しょうゆラーメン」 親の死体を隠すか、自分の価値観を変えるかそのどちらかしかない。 っちゃ美味い。鶏ガラスープの懐かしい所を、現代的にアレンジしたようなラーメンだと思う。ただ、麺は答えを出すのが早いかも。
「柚子と胡椒の塩ラーメン」 親のスネはかじりやすい形をしている。 独特で美味いが、アイデアが先走りすぎて足元が若干おろそかになってるラーメンだと思う。
思想が完成してしまうと、現実の世界には無限の孤独が待っているのだと思う。
「オーストラリアンマカデミアナッツとティラミスのジェラート」 科学は未知を明らかにしていくはずが、何故かバーチャルなモノを増やす方向に進んでると思う。 っちゃ美味い。そして自由自在。そのうちラーメンをもジェラートにしてしまいそうな気がする。
「とんこつラーメン」 「言ってる事が気に入らない」と言われるのは辛い。でも、「何を言ってるのかわからない」と言われるのはもっと辛い。 日清食品ならではのチープさを最大限に引き出したスープだと思うが、風味のコンプレッサーが若干弱いと思う。
「塩味TEN麺」 男は勘違いするが、女は勘違いしないと思う。 っちゃ美味いが、塩ラーメンは天才系というよりはどうしても秀才系になってしまうと思う。店長はオーガニックで、店にはスーパーカーがかかっててた。
「ラーメン」 経済学部出たのに手取り17万円ってのがよくわからない。 めっちゃいいのに何故かメジャーデビューしないアーティストみたいなラーメンだと思う。
「ココナッツミルク&ホワイトチョコレートとマロングラッセのジェラート」 この時代の坂本竜馬はきっとマザコンだ。 食材は近所のスーパーで買ってるってのが信じられんぐらいフレッシュでフルーティー。
「ブルーベリーヨーグルトとキャラメルのジェラート」 自分の生き方が正しいという証拠はない。それに気づいた時、宗教のシステムが成り立つ。 っちゃ美味い。ヨーグルトよりもヨーグルトしてて、キャラメルよりもキャラメルしている。
「チキンとバターのカレー」 他人の不幸が無いと自分の幸せを確認できない。 オノ・ヨーコもびっくりな、マイルドでスパイシーなダブルファンタジー。店員のおばちゃんは狂気そのもの。
「つくねそば」 何故か上司が先に辞める。 その辺の蕎麦食うよりよっぽど美味い蕎麦だと思う。ダシ自体が十分美味いのに、柚子胡椒がさらに追い討ちをかける。