九州
「ナポリタンスパゲッティ」 一万年ぶりの粉チーズは、イースター島の歴史に匹敵する懐かしさがありました。
「マンゴーソフトクリーム」 孤独を寒いと感じるか涼しいと感じるかがポイントだなと思いました。
「チキン南蛮定食」 こっちがユダヤ教で、タルタルがかかってるのがキリスト教なのがよくわかりました。
「ブレックファースト」 信仰とは、どうしても決着がつかない時のサイコロみたいなもんだなと思いました。
「ダージリンティーと漱石饅頭」 坂口恭平の絵の世界に入れた気がして感動しました。
「馬肉刺身セット」 牛や豚を食べるよりも悪い事をしていると思う気持ちから差別が始まるのだなと思いました。
「いきなり団子」 しょーないもんを沢山食べるよりも、美味しいものを的確に食べる方が大事なのを確信しました。
「朝食あれこれ」 温泉付きの部屋に泊まるのは、自分の家にサウナがあることぐらい贅沢だなと思いました。
「だご汁」 肉食いまくった責任を取って、自分も将来は電気ショックの刑で死ななあかんなと思いました。
「治部煮」 イザナギとイザナミがインスタ映えすることを考えて作った伝説の神社でした。
「ミルクフロート」 メイクした牛乳とすっぴんの牛乳の違いがよくわかる一品でした。
「高菜コロッケ」 明治時代に一瞬だけ日本に入ってきたヨーロッパの感覚にうっとりしました。
「あか牛サーロインステーキ」 プロ野球選手の夢はなかなか叶いませんが、ステーキの夢なら割とすぐ叶います。
「豊後牛まぶし」 森林浴しながら混浴するエネルギーは原子力に匹敵するなと思いました。
「ソフトクリーム」 孤独は自由と信じての旅と相成りました。
「とんこつこってり」 元気球よりも替え玉の方が大切な世界がここにありました。
「ラーメン」 っちゃ美味い。ギトギトだった豚骨がこんなキラキラに見えたのは生まれて初めての事でした。
「対馬茶とかすまき」 真理は明日の天気ほど簡単ではないなと思いました。
「とんちゃん丼」 国にも個人にもアイデンティティーがない国、それが日本だなと思いました。
「赤だし」 自分でアイデンティーを作れなかった人たちは、使命感からアイデンティティーを作ってきたんだなと思いました。
「特上寿司盛り合わせ」 化学汚染を通り越して、文明汚染の世の中になってきたなと思いました。
「茶碗蒸し」 旅行中だけは自分が主人公になれるなと思いました。
「刺身三種盛り」 っちゃくちゃ美味い。締めてから冷蔵庫で三日間寝かすテクニックをとくと味わいました。
「つきだし」 自分と違う生活を見ると、飽きた自分の生活が少し和らぎます。
「あらかぶの唐揚げ定食」 旅行も音楽と同じで、良い写真が撮れるかどうかのレコーディングみたいなもんだなと思いました。
「アナゴの雑炊」 一人旅は気楽なのではなく、贅沢なのだと思いました。
「ヒオウギ貝のバター焼き」 2000年ぐらい生きてる人でないと真実は分からんなと思いました。
「対馬バーガーと二ホンミツバチの蜂蜜入りはちみつレモン」 自分の国の成り立ちに興味がないから日本人は無宗教なのかなと思いました。
「スパイシーチキンカリー」 っちゃ美味い。ア○ーの神様よりカレーの神様。
「水炊き」 っちゃ美味い。つくねや野菜を入れていく度にバージョンアップされていく鶏ガラスープの艶やかさがたまりませんでした。