「白醤油らーめん」 ラーメンの世界は白人や黒人とかでモメないのでとても安心です。

乙女心だけでなく、今を生きる人たちの心までも優しく裸にしていきます。

「イノシシのステーキ」 滋賀県と福井県の県境は人間たちと動物たちの境界線でもありました。

「キーマカレー」 スープカレーも泣いてひれ伏す野菜の魔法使いっぷりがとんでもない一皿でした。

「カオマンガイ定食」 めちゃくちゃエレガントなチキンと、それを受け止める庶民的なライスに格差を感じてしまう惜しい一品です。

「塩のキラメキ」 鶏白湯と書いて清廉潔白と読むのかなと見まごう美味しさでした。

「チキンカレー」 メイクが上手い人はすっぴんも美しいことがよくわかる一品です。

甘すぎてハートまでとろけるオールディーズ・スウィート・ファンタジーです。

「二月限定 豚とろラーメン」 なかなか進化しないソーキそばの背中を押したのがまさか王将だとは夢にも思いませんでした。

「ラーメン」 お口の恋人はロッテですが、真夜中の恋人はラーメンなのです。

「黒醤油ラーメン」 見た目は黒くても腹は黒くないのが美味しいラーメンの真実です。

「黒キーマカレー」 ドリブルしてるのはキーマの方ですが、シュートを決めるのはビーフカレーの方というバランスが素晴らしかったです。

「野菜とお揚げのレンズ豆のベジタリアンカレー」 ベジタリアンへの険しい道のりは意外にも天国の階段に見えました。

耳が聞こえないのがウソのように拳は綺麗なリズムを刻んでいました。

「カレーとハヤシのあいがけ」 カレーが酷すぎるのでハヤシライスの助け舟がなければあやうく死ぬところでした。