グルメ
「ビーフカレーのカツカレー」 ルーよりも唐辛子に辛さの主導権があるので、スパイスの共産主義時代を感じるお店です。
「あいがけカレー」 おもちゃみたいな見た目とは裏腹に、そこかしこにネパール人のプライドがにじみ出ている稀有な一皿でした。
「担々麺と〆ご飯」 っちゃ美味い。つまり担々麺とは太陽であり、〆ご飯は月である事を完全に理解しました。
「タンシチューハンバーグ」 いつまでも学生扱いしてくれるライスの量にモラトリアム人間への愛を勝手に感じています。
「プレミアム小麦と鯛の冷や汁」 真夏の炎天下の中、鯛のみぞれが吹き荒れる美食の天変地異に遭遇しました。
「ペッパーチキンカレーとキーマカレーのあいがけ」 見た目はサバサバしてても性格がスパイシーなカレーが一番の恋人です。
「越前おろしそば」 大根おろしの本当のキレ味を知りたければこの店に来ればいいことがよくわかりました。
「ピクニックコーン大福ソフト」 何故日本が存在するのかを思い出すために神社はあるのだなと気づきました。
「山田錦 梵」 お土産はついにもらうよりもあげる方が嬉しい時代になってしまった気がしました。
「とうふミルク」 浅井長政の時代と変わらない景色があるのかもしれないと思う滋賀の神秘です。
「月と太陽のダルバート」 世界で最も美しい色は茶色であるということをネパール人たちは知っています。
「エスカロップ定食」 まさか根室の仇を高槻で打てる事になるとは夢にも思いませんでした。
「白しょうゆ麺とあさりピラフ」 日本人でも努力すればフランス語ペラペラになる事を味覚で理解したディナーでした。
「餃子あれこれ」 っちゃ美味い。グルメのテロリストたちが集う餃子のアジトです。
「背油味噌ラーメン」 並ばなくても美味しいものに出会えるというシンプルな真理にたどり着きました。
「衝撃の豚」 豚骨の野太い声の中にもちゃんと魚介のハーモニーが聴こえる見事な一杯でした。
「シャワルマセット」 心斎橋なのにラマダンに巻き込まれての悲しきノンアルコールナイトでした。
「煮干しラーメン」 かわいい子に旅をさせるよりも煮干しと玉ねぎに旅をさせる方に未来を感じました。
「キーマカレー」 猫のような雰囲気なのに虎のような辛さで噛みついてくる油断ならない一皿です。
「カツオのカレー」 今そこにカツオがあるのが信じられないスパイスの進化論に立ち会いました。
「サテ -インドネシア風焼き鳥-」 西京味噌が知らんまにインドネシア語ペラペラになってたみたいなタレが魅力的です。
「餃子定食A」 ただでさえ餃子がすごいのにタレまで凄まじいので大谷翔平の恐ろしさがよくわかりました。
「限定 濃厚鶏煮干しラーメン」 人生の苦い部分を煮干しが見事に美味しく表現してくれる救いのある一杯です。
「ジャンブルキーマカレー」 ついに卵かけごはんのスパイスパラレルワールドに紛れ込んでしまいました。
「中々」 離婚率はどんどん加速しますが、鶏と魚介の相性はどんどんよくなっていきます。
「限定の麦味噌ラーメン」 麦味噌のファーストインパクトに誰もがファーストラブしてしまう一杯です。
「限定のビリヤニ」 夜にも関わらずお子様たちが沢山来てましたが、実に良い教育だなと思いました。
「柚子らーめん」 あれだけの権勢を誇った背油醤油王国が柚子帝国に飲み込まれていく様は圧巻です。
「カーラ・チキン」 高級レストランを彷彿させながらも、スパイスの傍若無人ぶりも決して忘れない最高のカレーでした。
「白醤油らーめん」 ラーメンの世界は白人や黒人とかでモメないのでとても安心です。