東北
「朝飯あれこれ」 団体客もいるはずなのにほとんど温泉が貸し切り状態なのが不思議でした。
「晩飯あれこれ」 普段独房で暮らしているつもりでしたが、携帯の電波が入らないこっちの方がガチでした。
「タムラファーム」 本場のリンゴは色気がありすぎて、もはや桃みたいな色になってました。
「津軽そば」 テレビもスマホもない所で過ごすと、ジョン・ケージの4分33秒が聴こえてきそうです。
「のっけ丼」 っちゃくちゃ美味い。あやうくタコ人間になってしまうところでした。
「中華そば」 人間に騙されたら腹が立ちますが、きつねに騙されたら許せそうな気がしました。
「らーめん」 銀山温泉では日本語よりも中国語をよく耳にしました。
「朝食あれこれ」 上品な料理を出されると、不思議と食べる動きも遅くなるものです。
「鶏中華」 修学旅行を思い出すやたら広い店で食べるのが旅行の醍醐味でもあります。
「特製ラーメン」 スープと麵と具の寸分の狂いもないバランスに鳥肌が立ちました。
「たん焼き定食」 っちゃ美味い。スネアとバスドラとハイハットだけでどれだけタンを表現出来るかというストイックさを感じました。
「煮干し中華そば」 っちゃ美味い。煮干しの声が小さいですが、ちゃんとこっちのお腹にも胸にも届きました。
「きわみやブラック」 ラーメン好きという誠意だけで味と存在感がまだまだ追いついていない気がしました。
「味噌ラーメン」 っちゃ美味い。実は味噌はジャブで、とどめのパンチは奥行きにある魚ダシにあると思いました。
「中華そば」 っちゃ美味い。余計なミクスチャー感がない、鶏だけで作られた生粋の一杯。
「もりそば」 っちゃ美味い。十割そばにありがちなくどさがなく、つゆとの絡み具合も量も値段も最高の一品。
「朝ごはん」 武者小路実篤みたいなお客さんが来ていました。
「山の芋鍋と岩魚の塩焼き」 っちゃ美味い。しばし文明とのお別れでした。
「晩御飯」 豪華絢爛とはまた一味違う贅沢だと思いました。
「山菜そば」 ここに泊まりに来たというよりは、ここに暮らしに来たという感じがしました。
「おしるこ」 やっと日本人になれた気がしました。