北海道
「おひょうの刺身」 鉄道マニアたちがカメラのシャッター音だけで話し合う無音の会話にしびれました。
「くじらの刺身」 氷の街に繰り出すというのもこれまた乙なものだなと思いました。
「ザンギ」 説明ばっかり増えて会話が減ったなぁと思いました。
「かにラーメン」 スープのテクニックは度外視して、花咲ガニの腕力だけで押し切る力業の一杯です。
「海鮮おこげ」 本気の北海道を見てきた気がしました。
「つぶ貝の煮たやつ」 もはや海外旅行にいってきたような気分になりました。
「黒ハモのから揚げ」 冷たすぎる景色は心が火傷するなと思いました。
「鱈のチャンジャ」 ツアーは動物園に行くような感じで、一人旅は動物園の檻の中に入るような感じだなと思いました。
「オムホエーカレー」 スープカレー的な野菜のキャラクターは残しつつ、欧風カレーに苦味とほろみを足し合わせた北の国ならではのカレーだと思いました。
「ミルクのジェラート」 北海道って北極なんだなと思いました。
「ごぼうと牡蠣のてんぷら」 出たり消えたりする流氷のツンデレっぷりに振り回されっぱなしでした。
「かしわつけもりそば」 温泉こそほんまもんのパワースポットちゃうかなと思いました。
「北海道で売ってるビール三部作」 ファイナルファンタジーのラスボスみたいな風呂でびっくりしました。
「がんがん鍋」 雪に会いに行くってのもなかなか乙なもんだなと思いました。
「桜餅のジェラート」 ホテルの従業員まで外国人だらけでびびりました。
「魚介しぼり醤油」 楽器の数は多いけど音量は小さいラーメンだなと思いました。
「エゾシカバーガー」 もはや熱湯コマーシャルの気分で入る、湖のほとりの野湯でした。
「げんコロと摩周ハイボール」 北海道にて水曜どうでしょうの新作を見るというこれほどの贅沢はないなと思いました。
「寿司あれこれ」 っちゃ美味い。回転していたのはレーンではなく、寿司職人たちのエネルギーでした。
「アーモンドラテ」 網走監獄の囚人達はアイヌ民族ぐらいたくましいと思いました。
「チョコレートソフトクリーム」 網走の独房が自分の部屋とあんまし変わらなかったのが悲しかったです。
「朝食あれこれ」 氷点下でもちゃんとエンジンがかかるので、車は本当にすごいシロモノだと思いました。
「ジェラートあれこれ」 ジェラートよりも外気の方が冷たいってのがすごかったです。
「夕食あれこれ」 これが人生やなと思いました。
「唐つけめん」 家庭の台所に置いてある調味料で仕上げたかのような素直な一杯に感じました。
「ワカサギの土佐煮」 北海道は往復一万円で行ける日本のアイスランドだなと思いました。
「モスコミュール」 暖冬いうてもマイナス14℃の世界でした。
「夕食あれこれ」 病院よりも旅館の飯の方が体にいいんちゃうかなと思いました。
「雄阿寒シューと味噌プリン」 アイヌ民族の様に、仕事そのものがアイデンティティではなくなったのが現代なのだなと思いました。
「アイヌカレー」 カレーよりもライスの方が強烈なアイヌフードです。